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明け方、雨の音が強くなって目が覚めた。外の様子を見ようとバルコニーに近づくと、昨日、外に出したゼラニウムの花が萎(しお)れてしまっているのに気がついた。雨を少し浴びなが、仕方なく部屋に入れ直した。ゼラニウムは花を咲かせるときに、その茎がとても伸びるのが特徴なのだが、寒さが原因で、その根元から折れてしまったのだ。

5月に入ったものの、天候は優れず、明け方の気温は5℃くらいまで下がる日が続いているから、バルコニーに出すのは、やっぱり止めておけば良かった。以前にも、11月くらいまで外に出しておいて、半分くらい枯らしてしまったことがある。 ゼラニウムというのは本当に気温に敏感な花である。これから気をつけよう。