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恩師の宿谷先生が関係する某研究会の一環で、長野の飯綱高原ヘ向かう。本当は安価な高速バスか、各駅停車で行くことも考えたが、長野駅の集合時間に間に合わせるためには、難しいように思われたので新幹線にした。時間を節約して、長距離を早く移動できるようになったのは良いとは思うけれど、早過ぎて何だか遠くへ来た感じがしない。

長野駅前発のバスに40分ほど揺られたあと、某山荘へ向かう。一休みしてから、毎年、母校で夏に行われている寄附講座に昨年呼ばれたときに話した内容を発表する。標題は「ドイツの最新建築と建築環境デザイン」である。僭越だけれど、改めて見直してみて、結構良くまとまっていると自分で感じた/笑。

美味しい食事を頂きながら、宿谷先生からいろいろな話を聞く。ロビーへ移動して、少し強いお酒を飲みつつ、ここでも楽しく、そしてときに熱い語らいの時間が過ぎて行った。普段は恩師とは顔を合わせることは少なくなったけれど、こうして学生当時の想い出話や、宿谷先生の視点を共有できたことに感謝したい。