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ドイツの某企業から定期的に届くお知らせに、ドイツ連邦統計局がまとめた建設業界の現状報告が掲載されていたので、その内容をおおまかに紹介したい。

− 以下、翻訳 −

ドイツ連邦統計局によると、2010年4月の時点で、従業員が20人以上の建設会社から提出された建築確認申請数は、昨年の同時期に比べて工事費換算で1.3％増加した。建設需要は地上部分の建築工事が10.4％増で、地下工事は6.6％減である。

売上を昨年の同月と比較すると、2月は25.4％減、3月は9.3％の減少であった。4月の売上は前年を2.7%下回ったものの、建設需要は昨年と同程度にまで回復して来ており、明らかに好転の兆しが伺える。

なお、建設業界の4月の総売上は64億ユーロ(約7,000億円)であった。また2010年の1月から4月までの4か月間の工事契約数は、昨年の同時期に比べて7.5%増加したが、工事費としては12.4％減となった。