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還流独歩

驚愕の29分27秒 2010.09.21

これは昨日の9月20日(月)の出来事である。いつものように中央区の某スポーツセンターへ泳ぎに行ったら、1500mを29分27秒で泳ぐことができた。これまで正確に計ったことはなかったが、何度も書いたように、1500mでおそらく33分はかかっていたはずだ。それが一気に30分を切ってしまった。たった一つの助言を頂いて、泳ぎ方を少し変えただけで、3分以上も短縮し、しかも1500mで30分を切るという目標を簡単に達成できるとは思ってもいなかったので、実にしつこいけれど、自分でも本当に驚いている。

まず、最初の50mで60秒を切ったのがわかった。別に無理をした泳ぎではない。ただ泳ぎ始めだから、少し力が入っている分、10分や20分後までも同じ速さは維持できないと思った。でも泳ぎ始めて5分くらいしても、最初の速度がそのまま維持できていることがわかった。50mが60秒。100mで2分である。何も速くない。でもこの速度だと、1kmは20分で泳げることになる。ゆっくり歩く速度よりかも、さらに少し遅い程度だろう。このままの調子で、1500mを30分で泳ぎたいと気合いが入った私は、1000mを超えたあたりから、速度を少しだけ落とし後半に備えた。

しかし逆に、速度を計るとなると意外と焦ってしまうものだ。少し息が上がってきたが、それでも1300mのあたりで、25分40秒くらいだったから、30分は切れるだろうという憶測はついた。そうしたら今度はもっと欲が沸いてきて、29分30秒も切りたくなった。自分で自分を励ましながら、最後はいままでにない程、焦って泳いだ。結果は先述の通り、29分27秒である。目標を一気に達成することができた充足感で胸が一杯になった。力を入れることは他にもたくさんあるのに、自分でも本当に単細胞だと思いつつ、何か一つの目標を持つことは大切だと自分に言い聞かせている。

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