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還流独歩

冬支度 2010.11.07

実家の車を冬タイヤに替えた。時期的に少し早いかと思ったが、毎日のように長距離を走るわけではないし、油断していると冬は意外と早くやって来る。今日は晴れているし、暖かいから冬支度をするにはちょうど良い。そういえば、タイヤ交換をするのは、いつ以来だろうか。私は自分の車を持っていないし、郷里を離れて久しいから、本当に久しぶりである。日射しは強くはないが、日に当たりながらタイヤ交換をしていると汗ばんで来た。久しぶりとはいえ、40分くらいで終えることができた。

建築主が、現場の型枠工事が中途半端に終わっていて気になるというので、かなり悩んだあげく、確認に行くことにした。冬タイヤに替えたから、走りの状況を確認するのも良いかと前向きに考える。現場の状況を見ると、型枠が配筋に立てかけてあったり、無造作に耐圧盤の上に並べてあった。確かに整理整頓という意味では少々だらしない感じはするし、後片付けをしないまま作業を終えたようにも見える。型枠が風で飛ばされることはないが、倒れたりする可能性はあるので、いくつかきちんと並べ直して現場を見終える。

日曜の夕方ということもあるのか、苫小牧へ向かう国道36号線は交通量が多い。高速道路が無料になれば、信号での待ち時間が少なくなって、もっと早く移動できるのに、と思いつつ車を走らせる。それでも適度に流れているので、いつものように国道を使っても2時間程で戻ることができた。移動していると一日が本当に瞬く間に過ぎて行く。

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