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正月三が日の一人新春水泳大会も三日目を迎えた。今日は葛飾区にある「総合スポーツセンター温水プール館」ヘ行く。京成線の青砥駅から歩いて15分くらいのところに位置しており、中川を渡る橋からはスカイツリーがよく見える。ここには野球場と庭球場の他に、「エイトホール」という名の施設もある。なぜに「エイトホール」なのだろうか。何か数字の「8」に関係があるのかと思ったが、葛飾区と語呂が合うわけでもなく良くわからない。

確かこのプールは今日が営業の初日だったかと思う。コースは9つあり、広さは十分だ。しかしプールの中央にある通常のコースは、行きと戻りでコースが分かれており、端まで泳いだら、その左のコースに移動しなければならないのである。これは私にとって最も苦手な規則だ。というのは、一つのコースを二人が「並走」ならぬ、「並泳」ができるので、後ろから抜きたくても、それができないときがあるからだ。

以前にも書いたが、遅い人がコースの左側を泳いでいると、右から抜かして、左に入り、そしてターンのときに、さらに左のコースへ移動しなければならないからだ。しかも、ターンのときに左のコースに移る人が前を横切ったり、左のコースにいるどの人が先に泳ぎ始めるのかわからないといったことが生じる。細かいことだと言われるかもしれないが、これが意外と大変だし、精神的にも負担がかかるものなのだ。だからターンの回数を忘れてしまったりする。

案の定、今日もどれくらい泳いだのか、わからなくなった。そんなことがありながらも、三日連続で気持良く泳ぐことができるというのは、実に有難いことである。新年早々、プールを管理する方も大変だろう。素直に感謝したい。
　
▶ 葛飾区総合スポーツセンター温水プール館