理念 建築 略歴 連絡
文章 視察 還流独歩 大福企画
還流独歩

早過ぎは禁物 その1 2012.02.17

すでに今週の火曜日のことになるが、東京からドイツに向かうため、いつものように朝3時半過ぎに起きる。夕べのうちに出発の準備をほとんど終わらせているので、気分的に楽である。こういった用意する時間というのは不思議なもので、なければないなりに、逆にあればあったなりに過ぎてしまうものなのだ。

ところで昨晩、成田空港への移動手段に関してインターネットで時刻表などを調べていたら、いつも使って来たスカイライナーよりも、さらに早く着く電車があることがわかった。余計な特急料金を支払わなくても良いのなら、多少の時間がかかっても、その方が有難い。いままで知らなかったとは浅はかである。

電車は定刻通り、成田空港に6時56分に着いた。そしてここから驚愕的な事実が判明することになる。一つ目は、ルフトハンザの搭乗手続きの窓口が、まだ開いていないのである。ファーストクラスや、ビジネスクラスのカウンターにも誰もいない。エコノミークラスの窓口に女性が二人いたので訊いたみたら、出発の3時間前に開くということがわかった。

そのうちの一人の女性が気を利かせてくれて、「すぐに準備します」と言ってくれた。数分後には、端末が稼働し、他には誰もいないカウンターで搭乗手続きを住ませることができた。荷物の受取りも、ドイツ鉄道駅ではなく、フランクフルト空港の中で受取れるようにしてくれたのは有難かった。感謝である。

« »