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ドイツ語の手紙と迅速な対応 2012.03.16

ドイツの某所に、訪問したい旨のメールを、現地時間の朝8時頃に送った。こういった連絡をするときには、非常に気を使う。ドイツの人に初めてメールを送ったり、手紙を書いたりする場合、日本でありがちな社交辞令的な前文は、ほとんどの場合不要で、本題から書けば良い場合が多い。要は何のために連絡をしたのかを一番先に述べるのだ。

例えば、ごく簡単に手紙の流れを書くと、「御社を訪問したいので、この手紙を送りますから、対応を頂けないでしょうか。私は誰それで、訪問の目的は何々です。以下の日の午前中に伺いたいので、是非、前向きな回答をお願い致します」といった流れだろうか。でも、こう書いてしまうと、実は日本でも同じかもしれないと思えて来たりした。

ともかく、そんな内容のメールを送ったら、3時間後に、ほぼ承諾の返信が来た。しかも、かなり丁寧な内容である。別にドイツ人だからということではないと思うが、こういった対応を頂けると本当に嬉しいし、それだけで私を大きく勇気づけてくれる。そして、ますますドイツが好きになったりする。だから、すぐに返信した。

これで懸案だった事項が、また一つ明確になった。対応を頂いたドイツの方に、まずは心より感謝である。

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