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客室乗務員の規定 2014.08.21

6月にドイツへ移動する際、ルフトハンザ航空を利用した。ここに何度も書いたが、意外と運賃が安く、予約の変更などの融通が効くからだ。最近は、ルフトハンザばかり乗っている。ところで今回、日本人の女性の客室乗務員と話す機会を得た。というのは、以前から質問したかったことがあるからだ。

その内容とは、飛行機が巡航を始め、飲み物や機内食の提供、免税品の販売など、一通りの作業が終わったあと、客室乗務員が専用の折りたたみの席に座ると、必ず一般の雑誌を読んでいるので、単純に、その理由を知りたかったからだ。結論から先に言うと、それは社内の規定であった。

理由は実に単純で、何もしないで座っていると、時差の影響や疲れ、気の弛みなどから、一瞬、眠りに落ちてしまう恐れがあるかだらという。また逆に、自分が持ち込んだ小説などだと、集中して読み入ってしまい、乗客への対応が疎かになる可能性も出て来ることから、それを防止するためとのことであった。

毎回、国際便に乗ったときに、客室乗務員が一定の時間、必ずと言ってよいほど、雑誌を読んでいるのを見かけたので、いつか訊いてみようと思っていたのだが、そんな理由があったとは知らなかった。おそらく、他の航空会社も、同様の規定を設けているのではないだろうか。

この客室乗務員の方とは、しばらく話し込んでしまった。その内容は、次回に…。

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