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お知らせ

– 折り返しの7月 – 2015.07.13

 

今年も半分の6か月が過ぎ、折り返しの7月に入りました。

前回、ここに書いた通り、この半年間は、本当に多くの業務を頂き、翻弄されつつも、充実した時間だったように思います。そして5月から6月にかけて開催した「ドイツ住宅視察ツアー2015」も無事終了しました。新しいつながりもできましたし、日本で活動されている方々と、ドイツという国を通じて知り合い、そして一緒に勉強させて頂けましたことに対し、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。また、参加された方々に最後に書いて頂いた感想を読む限り、充実した視察だったという声をたくさん頂きました。視察を終えて、すでに1か月以上が過ぎましたが、その余韻と心地良い安堵感が、まだ続いているような気がします。

6月から7月上旬にかけて、東京都内の某物件の確認申請を行ない、無事、済証の交付を受けたことから、7月の第2週目にケルンに移動し、約1週間ほど、ドイツで活動することにしました。先週、知り合って15年近くなるケルン在住の写真家と、その友人である芸術家たちと久しぶりに会い、彼らと深夜に及ぶまでいろいろなことを話しました。写真の奥深さ、モンゴルのエコシティ、オーストリアのワイン文化、次の休暇先をどこにするか、休暇は何故必要なのか、年を重ねるということはどういうことか…。日本にいるときには、なかなかできない話ばかりで、また大いに刺激を受けました。

そして最後に、「ドイツの芸術や文化に触れるなら、ケルンが一番!」ということで話はまとまりました。彼らか影響を受けるうちに、私もいつの間にか、ケルンというつかみどころのない街の魅力に魅せられてしまったようです。そんなケルンで、これから進むべき道をまた考え、そして東京に戻ります…。
 
 
7月だというのに冷たい雨が降るケルンから…。

エネクスレイン/小室大輔

2015年7月13日(月)

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