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還流独歩

水泳教室開始 2010.04.06

昼前の便で東京に戻る。いつもは混雑している千歳空港だが、今日は何だかとても静かで、手荷物検査場には誰も並んでいない。時期的にも時間的にも中途半端だからだろう。搭乗を待つ人たちも、普段に比べるとかなり少なかった。

飛行機の中で少し作業をしようと思ったが、気力が湧かないまま少しの時間、寝入ってしまった。気がつくと飛行機は茨城の上空まで来ていた。東京に戻ってから、そのまま打合せに行く。

20時から先日申込んだ水泳教室に参加する。今日が第1回目である。総勢で20名近い参加者がいる。四種の泳ぎができる人が上級で、それ以外の人が中級に区分された。私はバタフライと背泳ができないので、自動的に中級に入った。問題はなにもない。

教室の先生は、どちらも女性だった。受講生の男女比は半々である。最初の練習は、手を握った状態で、腕だけを使って泳ぐというものである。なかなか難しい。次は片腕だけで泳ぐ練習である。これも簡単ではない。

そのあと、壁に片手をついて息継ぎをしながらターンをする練習を何度か行ったら、一時間はあっという間に過ぎた。10名もいると個別指導なども難しい。本当はいろいろと質問したかったが、今日は初回だから控えめにしておこう。

今日は寒くもなく、夜になってもそれほど気温が下がっていないので、浜町や人形町のあたりは夜桜見物の人で賑わっている。ほろ酔い加減のご機嫌な人たちの合間を縫って歩くと、私も花見をした気分になれた。

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