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還流独歩

水泳談義 その6 2010.04.10

ずっと水泳の話を続けています。

私が泳ぐ速度は、1500mで33分くらいである。プールの脇に置かれている大型の時計を泳ぎながら確認しているだけなので、正確さには欠けるけれども、だいたい500mで11分、1000mで22分かかる。30分だと、おおよそ1350m泳ぐことになる。普段、泳ぎに来ている人の中には、私よりも速い人はたくさんいるから、別に自慢できるような速度では決してない。

自由形の1500mの世界記録が、男子で14分35秒、女子で15分40秒程度だから、私は半分以下のゆっくりした速度で泳いでいることになるのだが、一つの目標として、できれば1500mを30分で泳げるようになりたいと思っている。あるいは1000mで20分を切りたいところだ。もう5年くらい、そう思いつつ、何の進歩もない状態がずっと続いている。

少し細かに計算すると、50mを泳ぐのに1分6秒かかるところを、6秒短縮すれば良いことになるが、僅か1割の差とはいえ、それは非常に難しい課題だ。マラソンだって、自己記録を何分も短縮するには大変な努力が必要なことを考えると、決して不可能ではないものの、いまの私には、そう簡単に達成できるとは思えない。

私は息継ぎを左右交互に行っている。つまり息継ぎは、水を3回かいて1回だ。それを右か左だけにして、2回に1回の割合で息継ぎをすれば、おそらくいまよりも早く泳げるのではないかと思う。単に試してみれば良いのだが、3回に1回の息継ぎが身体に染み付いているし、2回に1回の息継ぎは私には早過ぎて合わない。しかも1500mを泳ぐには逆に辛い気もする。

おそらく、水のかき方や、ばた足の方法をきちんと教われば、少しは早く泳げるようになるとは思う。だから、何か新しいコツを掴みたくて、水泳教室に申込んでしまったのだが、私に泳ぎを教えてくれた中国の彼だったら、今度はどんな助言をしてくれるだろうか。

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