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今日は午後から夜まで外での打合せが三つあった。最初の打合せを終えてから、一旦事務所に戻ってきたが、そのあとは連続して二つの打合せに出かけた。外に出て三つの打合せがあるというのは、仕事をしている人なら、そう珍しくはないかもしれないが、やはり二つ以上にとなると少々忙しい。しかも最初の打合せの内容が良く思い出せなくなったりする。

最後は若手の建築家と某設計競技について打合せをした。私はこの件にはまったく関わらないのだが、建築主の意向や提案の方向性など、いろいろな話をしていたら、2時間はすぐに過ぎてしまった。そして、この件が良い方向へ展開した場合、何か面白い取組みのために、もしかしたらまたお声をかけて頂けるかもしれないという。そうなれば有難いことである。

それは抜きにしても、彼の提案が建築主と共感し合うことができれば、とても素敵なことだと思いながら事務所を失礼した。22時を過ぎ、何となく心地良い疲労感が身体に広がって行った。