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今日はキリストの昇天を祝う祝日である。ドイツ語では「Himmerlfahrt/ヒンメルファート」と言う。Himmelは空という意味だ。後ろ半分のFahrtの語源は、動詞の「fahren/ファーレン」である。この単語は、自転車や自動車といった乗り物に乗って地上を移動するときに使うから、もしかしたら、キリスト様は何かの移動手段を使って天に召された可能性もある。

そんな祝日だけれど、街の中で何か盛大な祝祭が行われるわけではない。教会に行けば何かやっているのかもしれないけれど、わざわざ行ってみるほどのことでもない。バスは週末の時刻で運行しているし、通りを走る車の数も少ないから、家の中にいても外が静かなことはわかる。実際に外へ出ても、飲食店以外のお店は開いてないし、街は完全に休日の雰囲気だ。

ドイツに来たての頃、休みの日に外に出ても人がいないので、人がどこにいるか不思議だったけれど、買物ができないから、みんなきっと家にいるのだろう。あるいはこの連休を利用して、どこかに出かけてしまったのかもしれない。そんは静かな休日だけれど日本は平日だ。日本時間で作業しよう。