誘われたら断らない 2010.06.15
誘われたら断らない。これはドイツに行ったときに私が自分に対して決めたことである。異国の地の生活では、楽しいことや嬉しいことだけでなく、嫌なこともたくさん経験する。それは日本に来る外国の人だって同じことだと思う。
普段の生活の中で、人から何かに誘われることがある。考えていたって始まらない。断らずに出かけよう。悩むのはそれからだ。そう決めた私は、いろんなところへ出かけて行った。そうしなければ何も分からない。
日本で言うところの、お誘いの社交辞令など、ドイツの人間社会にも当然あるけれど、それでも遠慮なく出かけて行った。そのお陰で多くのことを経験をさせてもらったと思う。
出かけて行ったからといって、出しゃばることもなければ、控え目にすることもない。その場の雰囲気や会話だけでなく、表情やしぐさから学ぶことはたくさんある。
日本でも同じように、「誘われたら断らない」を実践すると、常識がないと思われることもあるかもしれないし、あるいは誰かを不快にさせたり、あらぬ誤解を招いたりする可能性もあることを意識していなければならないと思う。
でも、自分でそのときの状況を判断しつつ、誘われたら断らないを、できるだけ実践して行こうと思っている。