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還流独歩

安堵な一日 2010.09.09

10時過ぎに某市役所から電話がかかってきた。先日、出した住宅の建築確認申請が下りたとの連絡だった。昨日、質疑に関しする電話をしたところ、指摘は二点で、いずれも軽微なため、受取りの際に訂正すれば良いとのことである。住宅の確認申請だから大きな指摘事項はないと思っていたが、月曜の提出からわずか3日目に連絡を受けることができ、まずは安堵である。

午後は、昨日から取りかかっている開口部分の詳細検討である。これはもっと前から行わなくてはならなかったのだが、後回しになってしまっていた。本来なら契約図書に含めるべき内容だ。参考図をもとに、あれこれ考えながら作図を進めるものの、こういった詳細図はミリメートル単位で検討することになるので、解決策が簡単に見つかるというものでもない。

そうこうするうちに、某工務店さんから最後の見積がメールで届いた。建築主の追加の要望をいくつか盛り込み、床下の断熱を復活させたのにもかかわらず、前回の見積から微減になった。しかもそのあと、だめ押しの値引き案を社長から頂いた。見積を頂いたあと、私はもう少し下げたいと思ったのだが、最後の値引きは、それを言わせないための作戦に違いない/苦笑。ここは気持ち良くその額で行こう。

今日は、確認申請が通り、詳細を検討しつつ、お金にからむ三つのことが前向きに進んだ一日だった。

加筆訂正:2010年9月15日(水)

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