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いつものように昼前の飛行機で東京に戻る。今回は住宅模型を持って行ったので、渡航用に使っているスーツケースでの移動である。ただ中身はほとんど入っていないので、軽いからそれほど苦にはならない。事務所に戻り、荷物の整理などを済ませる間もなく、明日の打合せ用の資料を準備し、コピーを取ったりしていると時間はすぐに過ぎて行く。

そのあと、いつもお誘いを頂く方とお会いするため五反田に移動する。以前、勤めていた会社が五反田にあったから、あたり前のことだがこの辺には毎日来ていた。本当に久しぶりに来たが、不思議なことに懐かしさを感じることないし、何の感慨も沸かない。意外とそんなものだろうか。

今日は、広島から出張で東京に来ている方と初めてお会いする機会でもある。最初の予定では昨日だったのだが、私がどうしても東京に戻れないので、わざわざ今日に変更してもらったのだ。多忙な中、予定を調整して頂き恐縮だが、お会いできる時間をつくってもらえるとは本当に有難いことである。

珍しく、お店には最初に到着したが、ほどなくして全員が集まった。今日も鍋である。前にも書いたが、鍋というのは食も会話も楽しめて、実に素晴らしい。その方は、再来週にフランクフルトで行われる展示会に行かれるというので、その話などもしつつ、いつものようにいろいろと助言を頂きながら、緩やかな時間が過ぎて行く。

帰りは山手線で途中までご一緒させて頂いた。食事もすっかりご馳走になり感謝である。また機会があれば、是非、宜しくお願い致します。