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還流独歩

車内飲食 その1 2012.12.15

最近、少しだけ気になることがある。何と言えば良いのだろうか、特別、不快でもないのだけれど、その光景を目にすると、そんなことに気を留めてしまう自分の方が、逆に神経質すぎるのかという思いがこみ上げて来たりもして、やや複雑な気持ちになったりする。何かというと、以前にも増して、電車内でものを食べている人をよく見かける気がすることである。

と言いつつも、比較対象としての「以前」というのは、一体、いつのことなのか自分でも良くわからないし、実際、そういう人が本当に増えているのかもわからない。しかも、電車に乗るたびに見かけるわけではないから、ただ何となくとしか言えないのが実に無責任なのだが、車中で何かを食べている人を見ると、そんな感じを受けてしまったりする。 いや私自身も、中学生か高校生、あるいは学生の頃は、同じようにしていたかもしれない。

そういう私は、いま、こうしてPCを開き、メールや文章を書き、図面に手直しを加え、写真の整理をしたりしているから、普通に席に座っているわけではない。携帯を見たりしている人も山ほどいる。でも、何かを食べるという行為とは、やはり違うのではないかと思う。それは私の自己中心的な考えかもしれないから、もしかしたら私を見て、不快に思う人も中に入るのかもしれないけれど…。

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