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午前中、某物件の打合せで綾瀬に行く。今日も雪がちらつく寒い日だ。打合せは順調に進み、そのあと、いつもお世話になっている、すわ製作所に向かう。千代田線で乗換えなしに行けるので便利だ。始発の千代田線に乗ると、お尻が温かい。寒いから座席暖房が入っている。

PCを取り出し、いま打合せしたことを簡単にまとめる作業を始めるが、座席暖房のせいか、電車が動き始めてから強烈な睡魔が襲って来た。お尻が温かいというのは、心地良さを通り越して睡眠安楽椅子のような状態になる。途中の根津あたりまではなんとか耐えていたが、ほんの一瞬、深い眠りに入りかけてしまったようで、身体がぐらっと動くのと同時に、膝の上のノートPCが滑り落ちそうになったので、慌てて抑えて目が覚めた。

座席暖房は、あまりに気持ちが良過ぎて、瞬時的な極上の睡眠作用をもたらしてくれるから本当に危険だ。PCを鞄にしまい込んで、またほんの少しだけ眠った。電車の中で眠くなることは、これまで何度もあったけれど、今日の睡魔は本当に格別で危険だった。すわ製作所で作業をさせてもらって、夕方、事務所に戻った。暖房をつける前の室温は9℃で、壁の表面温度は8℃である。また少しだけ作業を続けて一日が終わった。
　
加筆訂正：2010年2月24日(水)/2月25日(木)/3月3日(水)