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普段のいろいろな作業の中にも、少し息抜きができる時間がある。ドイツへ行く前に知り合った絵手紙講師の方からの依頼で、来年の暦を作成している。絵葉書の大きさの中に、毎月1枚の絵手紙と暦を一緒に入れる作業である。正確には割付を行なっているといった方が良いかもしれない。

7月に東京でお会いしたときに、何気なく作成したものを送ってあげたら、意外にも気に入ってくれたので、本格的に引き受けることにした。以前から、一緒に何かできたら面白いだろうという話をしていたので、記念すべき最初の企画になりそうだ。私にとっても、ちょっとしたデザインの感覚を確かめて行く大切な作業にもなっている。

とはいえ、12枚のほかにも表紙も作成しなければならず、すぐ簡単にできるという作業ではない。多少なりとも時間がかかるし、趣味ようなお手伝いのため、他の作業の合間にやらざるを得ない。本当はこういったことの方が楽しくできるから、悩みつつも、そちらの方を優先してやりたいくらいである。

この件で、数週間前から、京都の印刷会社と連絡を取り合っている。版下の入稿方法についてなどの確認をし、今週中には仮刷り用のデータを送る予定だ。ファイルの変換などにも時間がかかるし、解像度を上げると、どうしても容量が大きくなるから、なかなか進まないところが歯がゆいのだが、仕上がりを楽しみにしながら作業を少しずつ進めているところである。