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還流独歩

新しい出会い 2009.10.09

5時過ぎに起きてシャワーを浴びたあと、気に掛かりつつも仕上げられなかった資料に手を加える。こういった作業にはどうしても時間がかかる。気がついたら朝食を取る時間がなくなっていた。室蘭へ向けて、7時に出発する。到着予定は9時過ぎの予定だ。高速道路を使いたいが、節約のため国道を行くことにする。

苫小牧までは順調だが、市内は信号が多く、どうしても時間がかかる。そこから先は、また流れが良くなる。高校生のとき、この国道36号線を自転車で走って、十和田湖まで行ったことを想い出しながら車を走らせる。天気は雨まじりの曇りといったところだろうか。予定通り9時過ぎに室蘭に着き、建築主と一緒に伊達に向かう。

某建設会社のモデルハウスには、ちょうど10時に到着した。社長を含めて三名の方が迎えてくれる。内部を簡単に案内して頂いたあと、打合せに入る。これまでの経緯を説明し、大きな方向性に関しての意見交換を行う。昼食を挟んで、現在進めている設計の内容に関して概要を説明する。これから互いに良い方向に進めて行くことを確認して失礼する。良い出会いになったのではないかと勝手に思う。

そのあと室蘭市役所へ行き、法規的な制約条件の確認を行う。時間がなく、市役所の場所も確認せず、とにかく室蘭市役所という看板が出て来ることを期待しながら室蘭駅の方へ向かう。合同庁舎というのがあったので、そこへ行って訊いてみると、市役所は別の建物だという。車で移動して、30分ほどで四つの課を回る。気がつけば外は暗くなっていた。そのまま室蘭で一泊する。

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