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時差ボケ解消法 2009.12.04

聞くところによると、時差ボケというのは、一日一時間程度しか解消できないらしい。長距離の移動とか時差ボケが辛くないですか、と訊かれることがあるが、そんなことをいちいち気にしていては移動はできないから「そうですねえ、時差があってもなくても、ボケていますから」というのが私の決まり文句になっている(笑)。

それはさておき、時差ボケを解消する効果的な方法というのは、そのときの体調によっても大きく異なるし、良く言われるように、西行きと東行きでも違ってくるように思う。国を越えて活躍するスポーツ選手などは本当に大変に違いない。そんな世界とは関係ないが、ただ一つ言えることは着いた先での時間で行動するということだ。それに合わせるしかない。

そんなことを考えながら、朝7時半に泳ぎに行った。本当は6時半に行きたかったのだが、少し頑張り過ぎのような気がして、1時間遅らせた。金曜の早朝だというのに泳ぎに来ている人が多い。一つのコースに5人は泳いでいる。でも怯(ひる)んではいけない。

水温も27℃程度と低めだから、少し気合いを入れて泳がないと身体が冷えきってしまう。幸いにも、周りは私よりも速く泳ぐ人が多いから、気持ちを鼓舞するには都合が良い。いつものように30分泳ぐ。朝から心地良い疲れを感じるが、適度な運動は時差を感じなくさせるために、とても効果があるように思う。

とはいえ、移動直後の数日間は、日本時間にもドイツ時間にも関係ない変な時間に眠くなるのである。

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