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還流独歩

降誕祭間近 2009.12.18

私はクリスマスという英語の軽い表現を使うのが嫌いなので、最近は「降誕祭」と言うことにしている。誰が考えた知らないが、とても素敵な表現だと思う。他には「聖夜」などとも言われるようだが、私は降誕祭が気に入っている。

ところで、この時期になると憂鬱になることがある。降誕祭の挨拶状だ。私も何年か前までは、降誕祭の挨拶状を出すように努力したことがあったが、ここ数年はまったくできなくなった。いや、どんなに忙しくても、期限を決めて作業をすべきなのだとは思う。でも、できない・・・。

そんな後ろめたい気持ちがある中に、きちんと封書に入れられた挨拶状が何通も届くと、私の気持ちはさらに落ち込む(苦笑)。日本の年賀状と違って、こういった挨拶状は封書に入れて送るものなのだ。だけど、机の上にはまだ封を開けていない挨拶状が何通もある。何だか開けられないのだ。

今日も何通か届いた。日本からのもある。数は多くないけれど、それは私の心の隙間を微妙に突いてくる。降誕祭にはまだ少し早いけれど、ご丁寧に挨拶状を送って頂いた方へ、お礼を申し上げたいと思います。私からの返信は、いつになるのかわかりません。そんな安直な自分にまた憂鬱になるのだった・・・(苦笑)。

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