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朝6時前に朝一番でメールを受け取ってから、泳ぎに行ったり、買い物を済ませたりして戻ってみると、サーバーの調子が悪くなったようで、メールが受取れなくなっている。このサイトも表示されない。ウェブで管理情報を確認すると、日本時間の18:30くらいに障害が発生し、現在、ハードディスクの交換を行なっているという。

いろいろな経緯から、新しいサーバーに切り替えたのだが、ここ数か月のうちに3回も障害が発生している。日本は夕方を過ぎているので、この時間には、それほど多くのメールは来ないが、来年早々にドイツに来られる視察の方々の調整を行っているため、特に降誕祭前の忙しいこの時期にドイツ国内からのメールが受取れないというのは、何ともやりきれない。

仕方なく、Google Mailや、他のメールアドレスを使って対応するが、サーバー不調のため別のアドレスに返信して欲しいというメールを書くのが面倒で、昼前なのに一日のやる気が全部削がれてしまった(笑)。この程度で、そんな気分になるとは情けないのだが、もはや固定電話や携帯電話と同じように、回線が切れると気持ちまで切れてしまうのが恐ろしい(苦笑)。

夕方になっても状況は一向に変わらず、仕方なくサーバーの移行を行う。こんなことを書くと、私はインターネットにとても詳しいと勘違いされるかもしれないが、実は超強力な助っ人が管理全般を行ってくれているので、私が行なう作業は素人でもできる範囲でしかない(苦笑)。その管理人と何度かメールをやり取りする。日本時間の深夜の1時くらいまで作業を行なってくれて本当に感謝である。

ともかく、今日はどうすることもできないので、部屋の片付けや掃除をすることにした。お陰で溜まっていた資料の整理もできた。そんな作業をしながら、10年くらい前まではインターネットなどがなくても電話とファクスだけで仕事ができていたことを思い出す。それがいつの間にか電子メールが一般化してからは、喋って書く作業よりも、文字を打ち込む作業が格段に増えた。

もちろんそのお陰で、時差のある国際間の情報のやり取りは格段に楽になったし、色々な情報はインターネットで簡単に得られるようになったけれど、その一方で、24時間回線接続中毒になっているような気がしてならない(笑)。個人的には、どちらかというとアナログ志向なのだが、もはや完全にデジタル化の波に飲みこまれてしまっている。

もう少し気持ちをゆったりと持たないといけないと思いつつ、いつまでもつながらない回線にやきもきした一日が過ぎて行った。