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還流独歩

フランス立寄りでエッセンへ 2010.01.13

今日は完全な移動日だ。ホテルを9時に出発し、フランスのストラスブールへ向かう。行く理由は観光視察(笑)。途中から圧雪状態になり、ドイツ国境あたりから雪の量も一段と多くなった。ストラスブールの街は、どこかの雪国に来たかのようだ。街の中心部にあるノートルダム大聖堂の脇に車を停めて1時間ほど散策する。雪が舞っていて寒い。夏ならもっと楽しめるのだが、外を歩くにも少々辛い天気だ。

そこから一旦バーデン・バーデンに戻り、フリードリッヒ浴場と、隣りのカラカラテルメを見てから、シュトゥットガルトに向かう。メルセデスベンツ博物館とポルシェ博物館に立寄るためだ(笑)。といってもゆっくりと内部を見ている時間がないので、外観視察だけである。シュトゥットガルト周辺はは相変わらず車が多い。

昼過ぎにメルセデスベンツ博物館に到着。ここは敷地も広く、駐車場も無料だし、しかも博物館へは、お土産店を通って入る心憎い動線になっている。ここは品揃えも豊富で、買わなくても何となく満足できる雰囲気がある。それに対し、ポルシェ博物館は地下の駐車場が4ユーロもするし、記念品も力が入っていない。建物の中は見ていないが、特徴ある外観も私には特にわからない(苦笑)。

夜の便で日本に帰国される方が1名いらっしゃるので、一路、フランクフルト空港へ向かう。途中で昼食を食べ、空港には17時過ぎに着いた。荷物を下ろし、簡単に挨拶して、まだすぐに出発。今日の宿泊地であるエッセンまで、さらに300km北上する。フランクフルトからしばらくは大変な交通量だったが、アウトバーン45号線に入ってからは、車の量もかなり減って走りやすくなった。

ナビに間違った住所を入れたために、明日行く予定の見本市会場に着いてしまったのには愕然としたが、ホテルまでは数キロメートルしか離れていなかったのは幸いだった。以前行ったことのある地ビールが閉店になっていたので、賑やかそうな居酒屋に入る。ビールも食事も美味しく頂いて、雪の積もる市街地を抜けてホテルに戻った。今日もかなり走ったなあ、700kmくらいかなあ、と思いつつ、眠りにつく。

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