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昨日、スリッパについて書いたら、何となく座布団が気になり始めた。

床に直接座ることが多かった昔は、座布団をよく使っていたと思う。もちろん座布団はいまも健在だし、お客さんを和室に通したら、座布団を出すのは当然だろう。それが椅子に座る生活へ変化したら、それまでお客さんに出していたお尻に敷いてもらう座布団が、実は足に履くスリッパに変化したのかもしれないと考えた。

そう考えると、和風の家にはスリッパは似合わない。かといって、スリッパが現代の建築にも似合うかというと、実はそうでもなくて、何となく中途半端な感じを受けてしまう。私はスリッパが大嫌いだというわけではないけれど、スリッパを勧められると、やっぱり、ためらいつつ、仕方なく履いてしまうのである。

ご自宅でスリッパを使っている方、あるいは、お客さんにスリッパを勧めることが多い皆さん、勝手なことを言って申し訳ありません。