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還流独歩

つぶやいて新たな出会い 2010.06.05

2週間ほど前、とある経路で、日本語から英語とドイツ語の二カ国語への翻訳の仕事の話が来た。しかも、企業を紹介する映像に、同じく英語とドイツ語のナレーションも必要だという。これは私のような日本語が母語の人は、さすがにできないだろう。この話を聞いて、東京に住むドイツ人の知人を想い出したので連絡を取ってみた。

そして今日、私を含めて4名が東横線の某所に集合した。映像関係の仕事をされている人が2人と、知人のドイツ人と私である。しかも打合せをした喫茶店では、別の知人女性が「中国のお茶」という視点で写真の個展を開いているので、仕事には関係ないものの、複雑だけれど面白い状況になった。そして打合せはすべて順調に進んだ。

今回の仕事には私は関わらないけれど、人と人をつなぐことは楽しいし、私自身もこうして人とのつながりが増えて行く機会を大切にしたいと思っている。メールと電話で連絡を取らせて頂いた映像関係の方の話では、ツイッターにつぶやいただけで、今日のような出会いになるとは思っていなかったとのこと。不思議な縁である。

そのあと自由が丘に開店した某鞄店を見に行く。ここは、私がいつもお世話になっている、すわ製作所が内装の設計を行った店舗である。床や壁の仕上げ、展示用の台座、そして鞄を置く棚など、とても良くデザインされているから、僭越ながら、良い仕事をしているな、という印象を受けた。

それから学生のときに住んでいた等々力(とどろき)へ移動し会食。東京に戻ってきて二日目が瞬く間に過ぎて行った。

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