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還流独歩

バケツで洗濯 2010.08.08

夏は汗をかくことが多いから、他の季節よりも洗濯の頻度が確実に増える。早朝水泳に行くのに、徒歩20分弱の往復だけで、行きも帰りもTシャツが汗だらけになる。時間がないときは、そのまま干しておくのだが、やはり気持ちの良いものではないので、最近はその場で手洗いすることが多くなった。そこで大活躍するのがバケツである。洗面器よりも深いから、洗いやすくて便利だ。

本題から外れるが、「バケツ」とは何語なのか気になったので、インターネットで調べたところ、英語で「桶」を示すBucketが由来らしい。念のため英語からドイツ語に変換してみたら、「容器」を示すEimer/アイマーという単語が出てきた。中にはBasketが語源だという意見もあるようだが、ドイツ語では「篭」という意味のKorb/コープなってしまうので、私はBucketが正しいように思う。

話は戻って、バケツに洗剤を入れて、Tシャツや下着を適度にもみ洗いをする。それほど汚れているわけではないから、軽く洗ってすすぐだけで十分だ。問題は脱水である。手では水を十分には絞り切れない。タオルを巻くと良いらしいが、近は暑い日が多いから、それほど強く絞らなくても、テラスに干しておけば数時間で乾いてしまう。暑いのは辛いが、洗濯物が早く乾くのは嬉しい。

世の中には洗濯機が普及している。でも昔は誰でも手で洗っていたのである。アライグマのように洗濯をしつつ、この季節は、こまめに洗濯する方が、水も洗剤も時間もあまり使わないし乾きも早いから、バケツに入れた少量洗濯が一番良いのかもしれないと思ったりするのである。

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