順風移動 2011.01.27
夕べ、出発の準備をした。前日に荷物をある程度まとめたのは今回が初めてかもしれない。といっても、たいした量はないので、時間はそれほどかからなかった。今日はケルン駅へのバスも問題なく来たし、ICE新幹線も定刻通りの運行だった。ただフランクフルト空港に早く着き過ぎて、搭乗手続きの窓口が開いていなかったのは予想外だった。
今回も正しくエコノミーであるが、搭乗手続きをしたときに係の男性が教えてくれた通り、私の左隣りの2席が空いている。そこには誰も移動して来る気配もない。実に素晴らしい。最初は通路側の自分の席に座っていたが、すぐに隣りの中央の席に移動した。両側のテーブルも含めて三つ使えるから実に便利だ。意味もなく王様気分。
夜便なので、どうしても途中で眠くなってしまう。ここは思い切って三列とも使って横になるのが得策だ。通路側の肘掛けが上がらないが、その下に足を通すことができるので、三列席は、ほぼ平らの快適な寝床になった。なんという贅沢。深い眠りにはならなかったもののの、それでも3時間ほど寝たようだ。寝癖が気になる。
気がついたら飛行機は半分を少し過ぎたところだった。東行きは偏西風のお陰で西行きよりも早いから、若干とはいえ、移動時間が早い気がする。そして飛行機は一定のエンジン音を響かせながら、シベリア上空を巡行している。しばらく作業をしていたら、また少し眠気を感じたので、もう一度、身体を横にして休んだ。
順調すぎるくらいの移動を終えて成田に到着した。いま、かすめて来たばかりの北海道へ今回もそのまま移動である。