enexrain

日本で売っている紙パックなどに入っている飲みものには、大抵の場合、ストローがついている。もちろん、1リットルの牛乳や果実系の飲みものにはついてはいないが、コンビニエンスストアなどで500mlのものを買うとストローが必要かどうか訊かれるし、それよりも小さいのには脇に必ずストローが付いている。曲がったり伸びたり、実に親切。

一方、思い出してみる限りだが、ドイツで売っているパック系の飲みものに、ストローがついているのは見たことがないように思う。例えば飲料用のヨーグルトがどうかというと、紙パックではなく、樹脂系/プラスチックの容器に入っていることが多く、その脇にストローが付いていたという記憶がほとんどない。

そもそも紙パック系の容器に入っている飲みものは、牛乳か果実系のものに限られるので、それ以外は上の蓋をはがして飲むことになる。ドイツでの生活で、ストローを使って飲んだことは、はたしてあっただろうか。あるとすれば、大手のハンバーガー店の飲みものならあり得る。もしかして、ストローというのはアメリカの文化なのだろうか。

こういったことに対する記憶というのは曖昧なので、次の機会には、ドイツでのストローの有無について確認してみようと思う。いつだったか自動販売機のデザインについても触れた記憶があるので、それも頭に入れておこう。