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今日は、早朝に洗濯を済ませ、バルコニーの手摺と物干に洗濯物を干したあと、いつものように泳ぎに行き、そのまま地下鉄に乗って友人宅を訪問する。目的は不定期で掲載して頂いている某コラム用の写真を撮るためである。ケルンはずっと天候に恵まれおり、今日は最高気温が28℃くらいまで上がるようだ。通りにも人が溢れている。

途中で御礼用のケーキを購入した。友人がモロッコのお茶を準備してくれている間に写真撮影を済ませる。といっても、それほど仰々しいものではない。すぐに失礼しようかと思ったが、仕事や日本のこと、友人が休暇で行ったパリの土産話、そして国際情勢などについて語っているうちに、一時間以上も過ぎてしまった。

地下鉄で市内に戻り、日本のある方から依頼されている鞄を購入。最初に行ったお店にはなく、歩いて10分程の支店に在庫があるというので、そちらへ出向く。そのあとライン川の反対側で改修工事が進められている高層建築の写真を撮りに行こうかと思ったが、時間がかかるし、クリーニングに出した冬物も受取りたいので自宅に戻る。

地下の駅で地下鉄を待つが、なかなか来ない。土曜は15分に一本しかないので仕方がない。土曜の今日はクリーニング店が14時で閉まってしまうので、それまでに行きたかったのだが、残念ながら数分の差で間に合わなかった。閉められていた入口のガラス扉を軽く叩いて知らせたが、中にいたお母さんは首を横に振っている。

14時閉店というのは、どう考えても早過ぎるよな、と自分が遅れたことを棚に上げて、心の中で文句を言うが仕方がない。そこから帰る途中にある酒屋で、ビールを買おうと思ったら5月6日(金)から15日(日)まで休暇という貼り紙が入口に貼ってある。ここでも目的を達せられず、仕方なく近くのキオスクに行く。少し高いが、これも仕方がない。

購入した鞄とビールを一旦部屋に置き、濡れたタオルを干して、またすぐに買物に出る。ドラッグストアに行き、ある人から頼まれているドイツ製品を購入する。今日はこれで二つ目だ。少し気分が軽くなった。いつも行くスーパーの前にある居酒屋の外の席は、ビールを飲みながら蹴球の試合を見ている人で埋め尽くされている。今日はブンデスリーガの33回戦だ。

二部リーグへの陥落の危機に直面している1.FCケルンは、この試合に勝てば一部リーグ残留が決まるから、絶対に負けられない試合である。試合の行方が気になりつつも買物を済ませていたら、その間に得点が入っていた。前半を1:0で折り返す。自宅に戻り、買って来たレタスとトマトをサラダにして食べた。試合は後半に入った。1:0の状態が続く。