資料の整理 その1 2011.07.14
今日は、作業が行き詰まってしまい、なぜだか何も手に付かなくなったので、かねてからの懸案であった資料の整理に手をつけた。昨年あたりから、古くて、もう絶対に見ないような資料を片っ端から片付けたい衝動がときどき沸いて来ていたのだが、一旦、始めてしまうと止らなくなることが自分でもわかっているから、見て見ぬ振りをしていた。でも今日、昼前くらいから、ついに始めてしまった。
台所の脇に置いてある棚は、下から上の段までファイルで埋めつくされている。棚の幅は80cmほどだから、量はそれほどではないが、もはやしまう場所がなく、増えたファイルは一番上の棚のさらに上にも置き始めてしまったので、圧迫感がある。そこには最初、一つか二つだけ置いていたのだが、入れるところがないから、取りあえずということで、新しいファイルをさらに追加して置いてしまうのである。
まずは見本市に行ったときにもらって来た資料を捨てることにした。こういうのは、すぐに参考にするか、あとで必ず見返せるように、目的別に整理をして、必要なときにいつでも取出せるように整頓を心掛けるべきであって、ただファイルにしまい込んでおいても、あとで見返すことはほとんどないということは、私だけでなく、おそらく誰もが経験しているのではないだろうか。
他にも読まない本を捨てた。古い旅行案内書や、もう絶対に開くことのないような本やカタログが、棚の中に埋もれている。そんなものは山ほどあるが、全部捨ててしまうのはもったいない気がするので、優先順位をつけて、残すか捨てるか、その場ですぐに判断することにした。だいたい、何があるのか知らないから、大半のものは、いつの間にかなくなったとしても、おそらく気がつかないとは思う。
本とカタログの整理を終えたが、お昼ごはんも食べずに、ファイルから資料を引き抜く作業をひたすら続けた。そして一番上の棚のさらにその上の段も含めると、3段が奇麗になくなり、そのお陰で、台所からの視界が増えてすっきりした。何も置いていない棚というのは実に気持が良い。こういうところに写真とか、小さな観葉植物を置くべきなのだ。そんな気の利いたものがないので、台所にあった小さいラジオを置いた。
捨てる本や資料、カタログは、1階の裏庭にある縦長のごみ箱に入れた。いつもは二つとも溢れんばかりに紙ゴミが入っているのだが、今回は片方がほとんど空だったので、すべて入った。明日金曜は回収日なのでちょうど良い。要らなくなった15個近いファイルも、外に置いておけば、おそらく誰かが持って行ってくれるだろう。明日は資料ではなく、書類の整理をして、棚をもう一段、空けたいと思う。
捨てることによって、新しい何かを取り入れることが可能になる。でも片付けた棚には、今度は何も置かないでおきたいと思っている。
加筆訂正:2011年7月16日(土)