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還流独歩

家電製品の処分 2011.09.10

先日、ほとんど使っていなかった掃除機を処分した。街角を回る不要品回収の車が来たので、掃除機を抱えて持って行った。小型のものなので引取り料金は300円くらいかと思ったが、500円だった。こういう家電製品の処分をするときには、何となく後ろめたい気持が出て来るものだが、致し方ないだろう。

以前は、どういった会社が回収しているのか、わからないことが多かったように思うが、今回は、引取った会社の名称や住所、連絡先、担当者の名前などが書かれた回収票のようなものを渡してくれたし、領収書ももらうことができた。おそらく家電の回収や再利用に関する運用規定が明確になったのかもしれない。

軽トラックの荷台には、冷蔵庫が1台あった他、プリンターやコンピュータなど、小型の電気製品が積まれていた。それにしても、いつも思うのだが、回収されたものは、一体どこへ行き、どうのように処分されるのだろうか。闇の世界とまでは言わないにしても、一般の人が伺えることのない分野のような気もする。

肝心の掃除機を処分した理由は、掃き掃除は箒(ほうき)と塵取り(ちりとり)を使っているし、あとはモップを濡らして水拭きをするので、掃除機を使うことは、ほとんどないからだ。カーペットのようなものであれば、掃除機が活躍すると思うが、水拭きができる床なら、掃除機を使うほどのことではない。

あれだけ徹底していた無駄とも思える節電期間も一段落したようだが、3月以来、電気の供給と、その存在について誰もが考えさせられたのではないだろうか。あくまで個人的な意見だが、何でも電気に頼るのは良くないように思うので、これからは身の回りの家電製品を少し見直して行きたいと思う。

安いから買うのではなく、本当に必要なものを買うようにしよう。あってもなくても良いものは、なくて良いのである。

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