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還流独歩

早過ぎは禁物 その3 2012.02.19

少々厳しいことを言わせてもらえば、少なくとも空港税を払っているわけだし、かなり早めに到着して、空港内でゆっくりするとか、お土産なども購入したい人たちもいるはずだから、その点は、もう少し融通を利かせて、せめて7時過ぎには出国手続きができるようにしてもらいたい気がする。

ともかく仕方がないので、7時半に手荷物検査を受ける。係の人に、朝早くから大変ですねと声をかけると、朝一番の早出のときはタクシーで来ているとのことである。あたり前のことかもしれないが、こういった人に支えられて空港の運営がなされているわけだから、あまり目くじらを立ててはいけないのかもしれない。

今回は3列席の通路側だった。席の隣りと窓側には大学生と思われる女性が二人座っている。聞くところによると、イタリアへ8日間近く旅行に行くらしい。この時期は学生も休みやすいし、料金も安いから、海外旅行に行くにはお勧めなのだろう。興味半分で訊いたら、旅費は15万円だと言う。おそらく学生割引なのだとは思うが、かなり安い。円高も影響しているに違いない。

飛行機は定刻に飛んで、ほぼ時間通りにフランクフルトに着いた。荷物もそれほど待たずに出て来たし、ICE新幹線にも、ほどなくして乗れた。今日から、約3週間半、ケルンでの活動である。

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