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還流独歩

遅れる郵便 2012.03.02

最近、日本からドイツ宛の郵便も、逆にドイツから日本へ送った郵便も、非常に時間がかかっているようだ。先日、日本から送って頂いた絵手紙も10日間近く要しているし、1月にドイツから東京へ送って頂いた年賀状はの、20日以上も経ってから届いた。思い出してみると、昨年の夏にドイツから北海道に出した礼状も、一か月もかかっている。というのは、礼状が届いたというメールでの知らせを、ドイツでお会いしてから一か月以上も経ってから受けたからだ。

以前は、もっと早かった。東京から送られてきた手紙の消印を見ると、わずか三日前だったこともある。郵便がどのように運ばれているのわからないが、ドイツは基本的に国内宛の郵便は翌日配達されるようなので、手紙が日本のどこかの空港に着いて、ドイツに到着してしまえば、その翌日には届くのだと思う。ただ、逆に日本宛は、最低でも5日間くらいは要していたようだ。いまは、時間がもっとかかるのかもしれない。

ところで、実にくだらないことだが、一度、自分が郵便か小包になって、一体、どのように配達されるのかを見てみたいという変な願望が私にはある。あるいは追跡調査でも構わない。航空便でも良いが、船便も気になるところである。かなり前に、日本からドイツへ大きな荷物を船便で出したときは、45日くらいかかった。逆の場合でも、やはり一か月半ほどかかるようだ。果たして、どの港に運ばれて、どうやって日本、あるいはドイツに辿り着くのだろう。

ふと、そんな番組があったら見てみたいと思ったりするのである。アルゼンチンとか、南アフリカ、あるいはグリーンランドには、どうやって郵便が運ばれて行くのだろう。最近、郵便事情があまり良くないようにも思えるので、何だか手紙の行方がとっても気になってしまったりするのである。

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