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還流独歩

東京国税局 その2 2012.03.13

いままでは、最寄りの税務署へ行けば良かったが、東京の、しかもほぼ中心部のようなところまで地下鉄で移動し、そこからさらに少し歩かなければならない。もしかしたら、便利になったと感じている人もいるかもしれないが、多くの人にとっては、明らかに不便になったのではないかと思う。

申告会場も、もう少し大きなところを予想していたが、かなり狭く、端末も30台しかない。集約される前の某税務署の会場を少し広くしたくらいのところだ。締切が近づいて来たから、混雑しているというのもあるのだろうけれど、どう見ても、手狭感は否めない。立って待っている人同士が、狭いとか、人が足りないと話しているのも頷ける。

端末を使って入力する人たちの合間を、係の人が何人も忙しそうに行き来している。白い上着を着ている人と、青い上着の人がいて、白い人が、ときどき手を上げる。申告する人の質問に答えられないので、青い複の人に助けを求めているのかと思ったが、青い人は、端末の画面を確認しに来ているだけということが、自分の番になってわかった。

PCを使って申告書類を作成するのは、それほど難しくはない。ただ、どの項目に、どの金額を入力するのか、わからないこともあるので、間違えないように、係の人に声をかけてから次の画面に進むようにするのだが、回答がものすごく早い。毎日、何百人もの人を相手にしているはずだから、画面を見た瞬間に、入力状況が把握できてしまうのだろう。

待ち時間は40分くらいだったが、申告書類の作成は15分もかからずに終わった。正味1時間くらいだったろうか。最後は、手元の控えに日付印を押してもらって国税局をあとにした。そして、今年はこまめに記帳し、来年こそは、もっと早い時期に済ませようと思うのであった。

加筆訂正:2012年5月1日(火)

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