年度末掃除 2012.03.31
今年も三月が終わった。月並みな表現になるが、この三か月は、瞬く間に過ぎて行った気がする。今月初旬過ぎに、ドイツから東京に戻って三週間が経ったが、机の上の書類が片付かないまま残っている。本も雑誌も手紙も整理がついていない。ほんの少しのことなのに、なぜか進まないのである。片付けというのは、要は面倒なことなのだ。簡単だったら、すぐに終えられるだろう。
午後から、事務所内を少し整理する。いつも使っている机を水拭きし、ついでも床も濡らしたモップで拭いた。窓を開けると、まだ少し寒いけれど、気持の良い風が入って来る。夕方、出かける予定が入っていたが、それが急になくなり、夜まで時間が空いてしまったので、先日、東北視察に行ったときの写真整理を始める。見直してみると、改めて津波の被害というものが、あまりにも甚大であったことがわかる。
三月最後の一日が静かに暮れて行った。