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月曜にドイツを発ち、火曜の早朝に東京へ戻った。いつものように、フランクフルトへの移動も、成田空港への空路も何の問題もなかった。ただ、一つだけ残念だったのは、搭乗手続きのときに、中央の4列席がすべて空いているところを選んだにもかかわらず、離陸してから、反対側の通路側に男性が一人来てしまったことである。眠くなったら、4列すべてを使って横になろうと思っていたのに、何だか不完全燃焼である。

そんなことを書くと、4席すべてを予約したわけではないのだから、誰が来ても文句は言えないだろうと指摘されてしまうだろう。まったくもってその通りなのだが、私の前の列の方は4席すべてを使って横になり、豪快ないびきをかきながら爆睡しているのを見ると、少々羨ましくなったりもした。それができなかったからというわけではないのだが、中途半端な眠りが続いた。昼に出発する便だと、なかなか眠くならないのが辛いところである。

あまり気にも留めていなかったが、夏時間に変わったからだろうか、冬時間のときよりも、到着時間が30分以上、早くなった気がする。飛行機は定刻よりも少し早めに着き、荷物もほどなくして出て来た。都内へ移動し、2時間ほど仮眠を取ってから打合せに出かける。そのあと懇親会に出席。日本に戻って来て、時差など気にする間もなく時間が過ぎて行く。もう少し落ち着きたいが、いまの状況に感謝しよう。