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還流独歩

中央分離帯の柵 2012.05.09

数か月くらい前のことだろうか。八丁堀を南北に走る大通りの中央分離帯に、ステンレス製と思われる柵ができた。交通量が多い幹線道路にもかかわらず、信号のないところで横断する人を防止するために造られたのだろう。この通りには信号が多く、それらがすべて赤になると、横断歩道のないところでも、以外とたやすく渡れてしまうのだ。

ただし、この柵ができた部分には右折車線があるので、直進方向の信号が赤でも、車が交差点に来るから、おそらく過去に事故があったのかもしれない。とはいうものの、単に危険だからという理由で、またこうして街の中に「無機質な障害物」が増えて行くのは、果たしてどうなのかと疑問に思ったりするのである。

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