理念 建築 略歴 連絡
文章 視察 還流独歩 大福企画
還流独歩

羽田空港国際線 その2 2012.06.12

飛行機に搭乗するとき、私はいつも、ほぼ最後の方に入る。だから機内に入ると、大抵の方が席についている。いろいろと訊いてみると、並んででも先に入るのが習慣になっている人もいれば、私のように、できるだけ遅く入るのが好きな人もいるようだ。単に搭乗する直前まで、ロビーで作業をしていたいだけなのである。

フランクフルトから羽田行きの飛行機に乗るというのは初めてなので、国際線なのに、何だか国内を移動しているような感覚を受ける。飛行機は、前方から半分ほどまでビジネスクラスで、残りの後ろ半分がエコノミーである。ビジネスの搭乗率は半分くらいであろうか。エコノミーは、ほぼ満席に近いが、それでも若干は空いているように見えた。

あいにく、私の隣りの席は空いてはいなかったが、致し方ないだろう。飛行機は、ほぼ定刻通り、正午に駐機場を離れ、フランクフルト空港を飛び立った。今朝も、かなり早い時間から行動していたので、離陸する前に少し眠りに入ってしまった。気がつけば、シートベルト着用の表示が消えて、おしぼりが配られるところだった。

そのあとも、何の問題もない飛行が続き、早朝の羽田空港に着いた。移動時間は長いけれど、それほど眠れたわけではないので、朝7時前の到着はかなり辛い。半分、覚醒したような気分である。少し仮眠を取ったあと、午後から打合せに出かける。一度、ビジネスクラスで十分な睡眠を取ってから仕事をしてみたいものである。

« »