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還流独歩

梅雨の晴れ間 2012.06.14

梅雨に入ったものの、今週前半は少し肌寒い日が数日続いた。でも、昨日からは少し気温が上がり、今日は気持の良い青空が広がっている。今日は朝から打合せがあったので、半袖シャツの上にジャケットを着て出かけたが、昼前の都心を歩いていると暑いくらいである。真夏も毎日こんな清々しい気候が続いてくれたら良いのだが、これから徐々に蒸し暑い日が増えて行くのだろう。

そしてこの時期、当然のことながら雨が多くなる。でもそれは日本の稲作文化を何百年と支えてきた。雨が降らなければ作物は育たない。水分がなくても育つ作物は皆無だろう。過度な降雨は不要だけれども、適度な雨は絶対に必要である。雨が降れば足下も気になるし、傘も手放せないから、外に出るのも億劫になるけれど、雨はまさに天からの恵みである。水栓から水が出るのも、適度に雨が降るからだ。そう思って感謝すべきなのだ。

それにしても、夏の蒸し暑さと上手く付き合うことはできないものだろうか。少しずつ気温が上がって来ると、そんなことを考えてしまうのである。

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