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還流独歩

搭乗口「Z」 その1 2012.11.09

3時半起床。床掃除は夕べのうちに済ませた。荷物もだいたいまとめてある。問題は机の周りに置き去りにされたままの紙媒体をどう片付けるかだ。この後に及んで、ようやく要るか要らないかをすぐに決めて、半分は捨てた。残りの半分はファイルに保存である。

8時過ぎのバスでケルン中央駅へ向かい、いつものように駅の中で搭乗手続きを行なうと、フランクフルト空港での搭乗口は「Z(ツェット)」だと告げられた。「Z?」。そういえば、先日、ハンブルクへ向かうときに、Zと書かれた表示を見かけた気がする。窓口の女性が案内図をくれた。搭乗口Aの上階に、新しい搭乗口Zが増築されたようなのである。

それにしても、搭乗口が「Z」というのは、何やら意味深である。CでもQでもWでもなく、26番目の「Z」。これは何かの遊び心なのだろうか。もしかして、次に新しい搭乗口ができたら、「Y」、「X」というように、アルファベットを遡るのだろうか。余計なことだけれども、そんなことを考えてしまう。

バーゼル行きのICE新幹線に乗る。出発が10分遅れたが、フランクフルト空港には問題なく着いた。荷物を預けるときに席の確認をしたら、幸いにも前方4列席のすべてが空いているという。もしかしたら、ゆったりとして移動できるかもしれないので、そこに変更してもらう。

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