三寒四温 2013.03.12
ここ数日、寒暖の差が激しい。一昨日の日曜は、気温が25℃近くまで上がったが、昨日は一転して、また寒くなった。今日は、その中間くらいだろうか。これを三寒四温というには、変化が大き過ぎると思う。もう少し、緩やかに春を迎えるような状況であれば、過ごしやすいのだろうけれど、どうもそうはならないようだ。
そういえば、郷里の北海道では、東京では考えられないくらいの厳しい冬が続いているようだ。今月初めには、道東の方で、暴風雪に巻き込まれた人が何人も亡くなるという痛ましい事故が起きたばかりである。冬でも暖かな場所を行き来することの多い北海道の人は、真冬でも意外と軽装だったりするから、それが逆に災いしてしまったのかもしれない。
この時期は、暖かくなったり、寒くなったりしつつも、少しずつ春らしい気候へと変化して行くけれど、その前には、春台風とでも言うような発達した低気圧が必ずやって来たりする。冬の最後の悪足掻(わるあが)きとは思わないけれど、季節の変わり目には、必ずといっていいほど、荒天に見舞われたりする。
自然というのは、どこかで辻褄(つじつま)が合っているのかもしれない。そう考えると、地球というのは、よくできた巨大な一つの環境空間だと思えてきたりするのである。